へるぷまい

落ちてくる話といえば、福岡県西方沖地震でかぴが体験したお話です。

福岡県西方沖地震は、朝6時頃に発生した最大震度5強の巨大地震でした。かぴは当時、腕の筋トレを日課にしていたそうで、8kgの鉄アレイで上腕二頭筋を追い込んで就寝していたそうです。ところが、地震の前日の夜、その8kgの鉄アレイを椅子の上に置いて寝てしまったのです。

そして、6時11分26秒。福岡県西方沖地震が発生。ぐっすり寝ていてもパッと目が覚めるほどの揺れでした。
かぴも例に漏れず、パッと目が覚めたのですが、その眼前には椅子から落ちかけた8kgの鉄アレイ！落ちてくる鉄アレイを運良く避け、次に目に飛び込んできたのは、タンスに立てかけたアコースティックギター！ギターの弦を引っ掛けるイガイガした部分が顔に向かって一直線に突っ込んできます！
なんと、その奇襲も間一髪で避けられるのです！そして、家がグワングワン揺れる中、家族の無事を確認するべくリビングへ走ります。

ところが、母親が不在。どこにいるのかと家族は心配しますが、程なくしてトイレから出てきました。
地震で激しく揺れるトイレの中で壁に両腕をビンと伸ばして踏ん張りつつ、揺れに耐えていたそうです。

とても一生懸命、踏ん張っていたのだそうです。トイレだけに・・・