あいづち

ちーぱかには、話を聞かずして完璧な相づちができる機能に加えて、タイムシフト機能まで搭載されているようなのです。
ちーぱかのタイムシフト機能とは「話聞いてた？」と質問されたタイミングで話を遡る機能のことを指します。少し詳しく説明すると、「話聞いてた？」と聞かれるまでは話を聞いていませんし、記憶もしていません。ですが、質問をされたあと、過去に遡って話を聞いていたことにできる特殊能力があるのです。聞いてた？と聞かれたタイミングで情報(話の内容)が復元されていて、全ての話を記憶しているわけではありません。一定時間が過ぎると記憶しているわけではないのでタイムシフトはできなくなります。

皆さんは、シュレーディンガーの猫をご存知でしょうか？
観測するまでその状態が確定しないという量子力学の難しいお話のことです。つまり、かぴちゃんがお話をする度に、お話を聞いていたのか「質問されたちーぱか(タイムシフトするちーぱか)」と「質問されなかったちーぱか(話を聞いていないちーぱか)」この2つのちーぱかが重なり合っている状態が作り上げられているわけです。
この状態をシュレーディンガーのパカと名付けようと思います。特に意味はありません。